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ガレ・ド・ラ・ロワール -ロワール川の小石をイメージして作られたチーズ-

作成日:2016.12.16

最終更新日:2016.12.16

カテゴリー:食材

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室温に戻すだけでとろっと溶けだす“ガレ・ド・ラ・ロワール”。白カビタイプのチーズのような、見た目と濃厚さを楽しめます。

ガレ・ド・ラ・ロワールとは?

ガレ・ド・ラ・ロワールはフランスのロワール地方でつくられているウォッシュタイプのチーズです。原料は牛の生乳と生クリームを使用した、ダブルクリーム製法でつくられています。

見た目も丸く真っ白で、表皮にはうっすらと白カビ。ウォッシュタイプに分類されていますが、ほとんど臭いもクセもないチーズなのでカマンベールに見間違えてしまいそうです。

味わいはダブルクリーム製法でつくられていることもあってとても濃厚。冷蔵庫から取り出して、少し室温に戻しておくだけで、とろりと溶けだしてきます。塩味もそれほど強くないので、小さなお子さまからご年配の方でもおいしく食べていただくことのできるチーズです。

ガレ・ド・ラ・ロワールのつくり方

ガレ・ド・ラ・ロワールの生産地であるロワール地方は、ワインの生産地としても有名な場所です。また、シェーブルチーズの産地とも知られ、とても上質なヤギの乳がとれるとも知られています。

そんな、食の豊富な土地で誕生したのがガレ・ド・ラ・ロワール。「ガレ」はフランス語で小石のことを指し、近くに流れるロワール川の小石をイメージしてつくられています。

250g前後の大きさが多いので、小石と言うほど小さくもなさそうですが、フランスには数10Kg単位の大きなチーズもつくられているので、それと比べれば「小石」というのもうなずけます。

つくり方の特徴は通常のウォッシュタイプのチーズと異なり、塩水やお酒ではなく「水」を使って表面を洗い流していることです。

水は塩水やお酒よりも栄養分を含んでいないので、菌もあまり増えません。ですので、熟成が進んでも臭いやクセの少ないチーズに仕上げることが可能です。

ガレ・ド・ラ・ロワールのおいしい食べ方

ガレ・ド・ラ・ロワールを食べる時は温度に気をつけて食べたほうが良いです。冷蔵庫から出したばかりだと硬く、室温に戻しすぎるとダレてしまします。

おすすめの室温に戻す時間は約30分。中身がほどよくやわらかくなるので、そのままガレ・ド・ラ・ロワールの濃厚さをお楽しみください。

ガレ・ド・ラ・ロワールに合うおすすめのワイン

脂肪分が高いチーズなので、後味の軽いフルーティーな赤ワイン、辛口の白ワインがおすすめです。また、軽めのロゼワインとも相性が良いです。

おつまみとしても、ナッツやドライフルーツと合わせてデザートとしても楽しめるチーズなので、見つけたらぜひ楽しんでみてください。

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