ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

スカモルツァ・アッフミカータ -独特の歯ごたえが楽しめるチーズ-

作成日:2016.06.16

最終更新日:2016.06.16

カテゴリー:食材

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独特の歯ごたえと香りがクセになる”スカモルツァ・アッフミカータ”。焼いて食べるとより香りが増して、おいしく食べることができます。

スカモルツァ・アッフミカータとは?

スカモルツァ・アッフミカータはイタリア生まれのセミハードタイプのチーズです。場合によってはフレッシュタイプと分類される場合があります。

原料は水牛の生乳。なにを隠そうこのチーズ、日本でも人気の高い「モッツァレラチーズ」を燻煙したものなのです。

見た目はカチョカバロのようにひょうたん型で、紐で縛ってあることが多いです。大きさはやや小さめ。モッツァレラチーズを乾燥させた後に燻煙しているため、弾けるような弾力とコリっとした独特な食感が特徴的です。

燻製があまり好きではないという方でも、スカモルツァ・アッフミカータは匂いの少ない小麦の藁を使用して燻煙しているので、食べやすい香りに仕上がっています。

モッツァレラチーズと同様の、ミルク感と燻製の香り。おつまみにはぴったりのチーズなんですよ。

スカモルツァ・アッフミカータの歴史

スカモルツァ・アッフミカータは日持ちがしない、モッツァレラチーズを保存する目的で誕生したチーズです。

長期間保存するためには、食品の水分をどれだけ少なくするかということが重要なポイント。

スカモルツァ・アッフミカータをつくるには、まずモッツァレラチーズを紐で縛って乾燥させます。そして、燻煙させてさらに水分含有量を減らし、長期保存できるような状態にします。

燻煙することは防腐・殺菌効果を高めることができるので、ただ乾燥させるよりも保存効果がアップします!

スカモルツァ・アッフミカータの食べ方

そのまま食べても十分おいしいのですが、薄くスライスして少し焼き目をつけると、香りが引き立ちます。また、チーズが溶け出すことによって、新しい味わいと食感を楽しむことができます。

通常のチーズはフライパンや網で焼くと溶けきってしまいますが、スカモルツァ・アッフミカータは水分が少ないチーズなので形を程よく保ったまま、焼き目をつけることができます。

黒胡椒を少しかけて食べるのもおすすめですよ。

スカモルツァ・アッフミカータに合うオススメのワイン

スモークチーズは果実味が豊かな白ワインやタンニンがやわらかな赤ワインがオススメです。また、さっぱりとしたスパークリングワインも、一度は試してみて欲しい組み合わせ。泡が口の中をすっきりさせながら、燻製の風味をひきたたせてくれます。

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