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ブーレット・ダヴェンヌ -ハーブやスパイスが香るチーズ-

作成日:2017.01.25

最終更新日:2017.01.25

カテゴリー:食材

赤い山のような見た目の“ブーレット・ダヴェンヌ”。スパイスやハーブを加えて成形する少し変わり種のチーズです。

ブーレット・ダヴェンヌとは?

ブーレット・ダヴェンヌはフランスのフランドル地方、アヴェンヌとう町でつくられているウォッシュタイプのチーズです。原料は牛の乳100パーセント。赤い円すいの形をしている山のような見た目をしています。

このチーズはAOCにも認定されているマロワールというチーズの熟成過程で崩れてしまったものを集めて形成したもので、再形成する際にエストラゴンやパセリ、コショウなどのハーブやスパイスを加えています。

表面はパプリカパウダーや着色料で赤色に染め上げています。

ウォッシュタイプのチーズならではの香りとハーブやスパイスの香り、ミルクの旨味を感じることができるため、変わったチーズが食べたいという好奇心旺盛な方におすすめです。

ブーレット・ダヴェンヌの歴史

前述でもお伝えした通り、ブーレット・ダヴェンヌはマロワールというAOC認定のチーズを再形成したチーズです。そのため、ブーレット・ダヴェンヌは余ったものの寄せ集めと考える人もいます。

でも、実際にはAOCに認定されているマロワールの品質やつくり手の思いを大切にしようとつくりあげられたチーズなのです。

AOCに認定されるということは伝統の製法と原料、味、品質などを胸をはって世界に発信することができるようになります。

しかし、そのどれかひとつが製造中に欠けてしまうとそのチーズの名を名乗れずに廃棄やプロセスチーズの原料となってしまうことがあります。

ただし、ブーレット・ダヴェンヌのようなウォッシュタイプのチーズは臭いがあるため再利用をすることが難しく、ほとんどが廃棄となってしまうのが問題視されていました。

品質も守りたい、しかし原料やつくり手がかけてきた時間も無駄にしたくないということで、試行錯誤して生まれたのがブーレット・ダヴェンヌです。

ブーレット・ダヴェンヌのおいしい食べ方

複数のハーブやスパイスが混ぜ込まれているブーレット・ダヴェンヌは、料理やソースのアクセントとして使用するのもおすすめです。

特に現地ではマッシュポテトにブーレット・ダヴェンヌを加えたポテトサラダが人気。塩味もしっかりついているチーズなので、ブーレット・ダヴェンヌを加えるだけで簡単につくれるという点も評価されています。

ブーレット・ダヴェンヌに合うおすすめのワイン

パンチの効いたチーズなのでフルボディの赤と合わせるのが良いでしょう。また、アヴェンヌという町はベルギーの国境でもあるので、ベルギービールとの相性も◎

芳醇な香りのビールにも負けない力強さがあるのがブーレット・ダヴェンヌの魅力です。

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