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ジャック・クリーク -さくらんぼのビールで洗ったウォッシュタイプのチーズ-

作成日:2016.09.08

最終更新日:2016.09.08

カテゴリー:食材

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サクランボのビールでウォッシュした“ジャック・クリーク”。ジャッキーカンジが魅せる、クリエイティブなチーズの中のひとつです。

ジャック・クリークとは?

ベルギーのエノ―州でつくられているウォッシュタイプのチーズです。原料は羊の生乳がメイン。形は丸く、表皮はやや紫がかった色をしています。

味は羊の生乳が原料となっていますので獣臭が強く、また、ウォッシュタイプのチーズならではの独特の刺激臭があります。

ですので、チーズ初心者の方にはなかなかオススメができないこのチーズ。しかし、獣臭・刺激臭を通り越した後の旨味とコクが、チーズ愛好家にとってはたまらない一品となっています。

ジャック・クリークのつくり方

製造過程でチーズの表皮を洗うことから「ウォッシュタイプ」と言われているこのチーズ。ウォッシュに使われているのはベルギー特産の「カンティンヨン・クリーク」というビールでウォッシュされています。

日本で一般的なビールと比べると、とても酸味が強く、知らずに飲んだ方はきっと顔がくしゃっと寄って、ビックリしてしまうと思います。

このチーズを作製したチーズ熟成士は、いつも驚きの発想からチーズを生み出す「ジャッキーカンジ」。確かに、個性的なクラフトビールを使用しているところを考えると、ジャッキーカンジらしいチーズだな、という風に思えます。

チーズの匂い×ビールの酸味のバランスが抜群なので、臭みのあるチーズが得意な方は一度試してみてくださいね!

ジャック・クリークのおいしい食べ方

薄く切り分けて食べるのが一般的です。料理に使うにはクセが強すぎるため、そのまま食べることをオススメします。

また、どうしても臭みが気になるという方には、サクランボのジャムをつけて食べると臭みがやや解消されて食べ進めることができます。チーズの塩気が強いので、ジャムの甘さが気にならず、お酒のおつまみとしてもOKです。

ジャック・クリークに合うオススメのワイン

香りが強いチーズなので、ボディの強い赤ワインがオススメです!タンニンが強いワインでも、決してチーズが負けることがないので重いどっしりとしたものをセレクトしてみてください。

また、チーズをウォッシュしている「カンティンヨン・クリーク」との相性も抜群!日本ではジャック・クリークもカンティン・クリークも手に入りづらいですが、一生懸命探して、一緒に味わうというのも楽しいですね。

クリエイティブなチーズをたくさん世に生み出す、ジャッキーカンジのチーズをぜひ楽しんでみてください。

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