ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

糸唐辛子 -辛くない「飾り」用の唐辛子-

作成日:2016.06.27

最終更新日:2016.06.27

カテゴリー:食材

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料理のあしらいとしてつかわれている“糸唐辛子”。鮮やかな赤色が、料理をおいしそうに引きたててくれます。

糸唐辛子とは?

糸唐辛子とは、辛みの少ない赤い唐辛子を糸のように細く切ったものです。韓国料理などのあしらいとして使用されることが多く、スーパーなどでも容易に手に入れることができます。

辛みはほとんど感じることがないので、お子様でも安心。料理に少し添えるだけで、ぐっとおいしいそうな見た目になるあしらいです。

糸唐辛子(唐辛子)の歴史

唐辛子の原産地はメキシコ中東部。栽培は紀元前4000年前から、食用となったのは今から8000年前と、とても古くからある食材です。香辛料としての生産量は世界一。種類も豊富で世界人口の4分の1を使用しているというから驚きです。

しかし、もともとの歴史は古いのですが、世界に広まったのは15世紀に入ってからのこと。日本へは1542年にポルトガル人宣教師が大友義鎮へ献上したとの記録が残っています。当時は観賞用として持ち込まれ、食べるという概念はなかったそうです。

日本で唐辛子が食べられるようになったのは1600年代に入ってから。豊臣 秀吉の朝鮮出兵した兵士が、日本へ持ち帰ってきたものがきっかけとも言われています。

糸唐辛子(唐辛子)の栄養成分

唐辛子はナス科トウガラシ俗に分類されている野菜です。含まれている栄養素はビタミンA・ビタミンE・ビタミンB2・カリウム・鉄分などを含んでいます。

また、辛み成分でもある「カプサイシン」が唐辛子には特に豊富。唐辛子=カプサイシンというイメージも定着していると思います。

糸唐辛子(唐辛子)の効能

  • 新陳代謝をアップ

カプサイシンを

摂取すると、脳が刺激されアドレナリンなどが分泌されます。このアドレナリンには新陳代謝を活発にする効果が期待でき、脂肪燃焼を手助けしてくれます。普段の運動と合わせて、唐辛子を食べればダイエット効果もアップしますよ!

  • 食欲を増進させる

適度な量を食べれば、唾液や胃酸の分泌を活発にしてくれるので胃腸の機能が正常化します。また、唐辛子の香りが食欲を増進。ピリッとした香り・味が箸をどんどん進めさせてくれます。

  • 髪のお悩みにも効果を発揮

カプサイシンには、発毛効果も期待できます。摂取すると頭皮の知覚神経が刺激されて、髪の成長を促すそう。これは大豆などに含まれる、イソフラボンなどと摂取するとさらに効果がアップするようです。

世界中で愛されている「唐辛子」。糸唐辛子などを活用して、上手に料理に取り入れておいしく食べたいですね。

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