ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

ホワイトソース -パスタやシチューで楽しみ方いろいろ-

作成日:2016.06.08

最終更新日:2016.06.08

カテゴリー:食材

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基本のソースのひとつ”ホワイトソース”。ベシャメルソースとも呼ばれ、フランス料理には欠かせない存在です。材料は牛乳・小麦粉・バターと、とてもシンプル。小麦粉とバターを炒め、そこに牛乳を加えて煮こむことでできあがります。

口あたりは軽く、煮詰めることで生クリームを入れたかのように濃厚になるので小さなお子様から大人まで愛されています。このソースを基本として、ブイヨンを加えたり、チーズを加えたりすることで、さまざまな表情をみせる汎用性の高いソースです。

手づくりでも簡単につくれることができ、スーパーなのでも缶詰に入って売られ自宅でも気軽に楽しめるソースでもあります。

ホワイトソース(ベシャメルソース)の歴史

ベシャメルソースの発祥については諸説ありますが、イタリアで発祥の地といわれています。

名前の由来はルイ14世の名誉主任執事ルイ・ド・ベシャメイユにちなんで「ベシャメルソース」と名付けられたそうです。発祥については諸説ありますが、今から約350年以上前にはベシャメルソースについての記述がのった資料が確認されています。

また、その資料は75年の間に約30版もされ、世界的に知られるきっかけになったといわれています。

ホワイトソースのつくり方

小麦粉:バター:牛乳   1:1:10

上記の割合が基本となります。用途によって濃度を変化させるために小麦粉の分量を増やしたり、煮詰める時間を長くするなど調整しましょう。

①フライパンの中でバターを溶かし、小麦粉を入れてこがさないように炒めます。

②小麦粉がなじんだら火を止めて、人肌程度に温めた牛乳を少量に分けながら合わせていきます。

③全てが馴染んでからまた、火にかけ、焦がさないように混ぜながら煮詰める。

そうすれば真っ白なベシャメルソースができあがります。

カロリーが気になる方は豆乳やお豆腐などでも代用できます!

また、どうしてもダマになってしまうという方はレンジで簡単につくれる方法もあるようです。

ホワイトソースをつかった料理

ホワイトソースを使用した料理はグラタンやコロッケ、ドリアなどがあります。もちろん、ピザソースとして使用するのもおすすめです。

小麦粉が入っているので焼き上げるとこんがり焼き目がついて味も凝縮。また違った味わいに変化します。他の素材との相性も良く、主張しすぎずに全体をまとめてくれる重要な存在です。

その他にも、チーズを加えて”モルネソース”にしたり、トマトピューレを加えてオーロラソースに応用することもできます。

最近では和と洋こコラボとして味噌やしょう油を加え、田楽にかけて提供する日本料理店もあるそうです。自分のアイディア次第で幾通りもの姿や味に変化するベシャメルソース。

シンプルな材料で簡単につくれるから、いつものお料理づくりにも活躍するはずですよ。

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