ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

クリームチーズ -お菓子にも料理にも使える魔法のチーズ-

作成日:2016.04.11

最終更新日:2016.04.12

カテゴリー:食材

bnr1

さっぱりとした味わいが特徴の”クリームチーズ”。お菓子から料理まで幅広くつかわれている食材です。食卓に上がる機会も多いのではないでしょうか?

クリームチーズとは?

クリームチーズとは、非熟成・非加熱タイプの真っ白で柔らかなチーズです。主原料は生乳と生クリーム。これに乳酸菌を入れて発酵させてつくられています。

チーズの中では比較的水分量を多く含んでいるので、なめらかなのが特徴。クセもないので小さなお子様から大人まで幅広く愛されています。

クリームチーズの歴史

クリームチーズの発祥地はヨーロッパ。歴史は意外と古く、シェイクスピアも好んで食べていたといわれています。

しかし、水分量を多く含んでいるクリームチーズは保存性が悪いのも特徴。当時、冷蔵技術が発達していなかったヨーロッパではあまり市場に出回ることも少なく、一般的に食べられるものではなかったようです。

クリームチーズが一般的に広まったのは1872年以降。アメリカ東海岸ペンシルバニア州にあるフィラデルフィアという会社がクリームチーズの製造を開始してからです。

1920年代に入ってからはクリームチーズをつかったスイーツの代名詞ともいえる「チーズケーキ」が誕生します。

これをきっかけにクリームチーズはお菓子の材料として脚光を浴びるようになり世界中に広まりました。日本へクリームチーズが入ってきたのは1970年代。当時の女性誌がチーズケーキを特集したのがきっかけで、日本全国に「チーズケーキブーム」が広がりました。

クリームチーズの食べ方

クリームチーズは、そのままパンやクラッカーに乗せて食べてもおいしいです。クリームチーズは冷蔵庫から出してすぐよりも、少し常温にしてから食べたほうが濃厚に感じるんですよ。

一方で柔らかく加工しやすいので、いろんな料理に応用できるのも高ポイント。

また、クリームチーズは生乳や生クリームが主原料ですのでカルシウムも豊富に入っています。旬の食材・果物と合わせて食べれば、おいしく手軽にカルシウムを摂取することができますね。

クリームチーズに合うおすすめのワイン

クリームチーズの甘みは、「爽やかなスパークリングワイン」や「軽め(アルコール度数の低い)の白ワイン」とよく合います。

デザートとしてクリームチーズを味わうなら甘めの白ワインを選ぶと、ワインとのマリアージュをよりいっそう楽しめます。

 

pagetop