ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

ズワイ蟹 -高級食材の代名詞-

作成日:2016.02.18

最終更新日:2016.04.14

カテゴリー:食材

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上品な甘みが多くの人を魅了し続けてきたズワイ蟹。

「冬の味覚の王様」と言われているほど、人気の高いカニの一種です。

ズワイ蟹の特徴

ズワイ蟹は、ケセンガ二科に分類される大型のカニです。

体の色は暗赤色。

水深50~1200メートルの砂泥底で見られるズワイ蟹ですが、主な生息域は水深200~600メートルとされています。

オスとメスとで大きさが異なり、体が大きいオスは高値で出回っています。

オスの甲幅は14センチほどでメスの方は甲幅8センチほど。

脚を広げたときの全体の大きさもオスの方が圧倒的に大きく、70センチほどにもなるといいます。

一方、メスは卵を抱いていることが多いです。

高タンパク低脂肪が特徴のズワイ蟹。
ズワイ蟹には貧血を防止したり、神経機能を改善したりするビタミンB12が豊富に含まれています。

また、高い抗酸化作用を持つアスタキサンチンも多く含まれます。

血液中のコレステロール値を下げ、動脈硬化や高血圧を予防する効果が期待できるタウリンも豊富です。
栄養価が高くヘルシーなズワイ蟹は、ダイエットにもおすすめの食材ですね!

ズワイ蟹の主な産地と旬の時期

ズワイ蟹の主な漁獲地は日本海から北海道沖にかけて。

兵庫県と鳥取県が、国産ズワイ蟹の漁獲量の50%以上を占めています。

漁獲可能量制度により水揚げできる時期が決まっているズワイ蟹。
新潟から北の海域における漁期は、10月1日から翌年の5月31日まで。

ただし、甲幅9センチ未満のオスと、未熟なメスを獲るのは禁止されています。

富山から西の海域における解禁日は11月6日。

メスは1月10日まで、オスは3月20日まで獲ることができます。
ズワイ蟹の食べごろは、メスが11月中旬から翌年1月上旬ごろまで、オスは3月上旬くらいまでと言われています。

旬の時期には、新鮮でおいしいズワイ蟹をたっぷり贅沢にいただきたいですね!

ズワイ蟹のおいしい食べ方

ズワイ蟹といえば、甘くて上品な味が特徴です。

定番は鍋や味噌汁。

こってりとしたカニミソが濃厚な味わいをプラスしてくれます。

透き通ったピンク色の身肉を、わさび醤油などでいただく刺身もまさに絶品!

炭火などで焼くと、香ばしさが出てまた違う味が楽しめます。

茹でたものは様々な料理に使えて便利。

ほぐしたものをサラダにあえたり、パスタの具にしたり、カニクリームコロッケにしたり。
酢醤油をつけていただくというシンプルな食べ方も人気です。

茹で上がったらすぐに冷水につけ、数分置いておくと良いでしょう。

身が締まり、よりおいしさが増します。
カニの中でも圧倒的な人気を誇るズワイ蟹。

旬の時期には様々な料理で楽しみたいですね!

 

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