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マッシュルーム -鮮度が高ければ生でもOK-

作成日:2016.01.07

最終更新日:2016.04.13

カテゴリー:食材

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ホワイトやブラウンの分厚いかさが特徴のマッシュルーム。

マッシュルームという呼び名は「キノコ」という意味の英語なのですが、日本では海外から入ってきた栽培キノコの総称を指す場合が多いです。

マッシュルームとは

マッシュルームは、世界で最も生産・消費されているキノコです。

マッシュルームの原産地であるヨーロッパでは、古代ギリシャ・ローマ時代には自然発生した野生のものが食されていました。

フランスなどで人工栽培されるようになったのは、17世紀に入ってからと言われています。

そんなマッシュルームが日本に入ってきたのは明治時代に入ってからです。

最初の頃はなかなか一般に広まらず、普及が進んだのは食の洋風化が進んだ第二次世界対戦後でした。

日本では、真っ白いかさのホワイト種と茶色いかさのブラウン種がよく見られます。
ホワイト種は淡白な味ですが、ブラウン種は味が濃くて香りも強いです。

マッシュルームには他にも、かさの色によってオフホワイト種やクリーム種などの種類があります。

マッシュルームに含まれている成分

マッシュルームは他のキノコ類と同様低カロリーでありながら、豊富な栄養素が含まれている食材です。

かさの色によって種類が分かれていますが、栄養成分に大きな違いはありません。

マッシュルームには、炭水化物や脂質の代謝を高めてエネルギーに変えてくれるビタミンBが多く含まれています。

また食物繊維も豊富で、コレステロール排出や便秘解消にも効果があると言われています。

さらに、高血圧や動脈硬化の予防に効果的なカリウムも多く含まれます。

少ない量でも強い風味を感じられるのは、旨味成分であるグルタミン酸が多いからです。

ビタミンやミネラルも豊富で、疲労回復や免疫力アップも期待できます。
今やマッシュルームは、健康食やダイエット食としても注目を集めているキノコです。

マッシュルームを使った料理

サラダやスープ、炒め物など様々な料理に幅広く使われているマッシュルーム。

特にパスタとの相性は抜群で、クリームパスタにもトマトベースのパスタにもぴったりです。

ホワイトマッシュルームは、鮮度が高いものであれば生でもおいしくいただくことができます。

サラダに使う場合は、レモン汁をかけると変色を防ぐことができるでしょう。

ブラウンマッシュルームは、クセがあるので生のままで食べるのには向いていません。

香りや風味が強いので、スープや煮込み料理におすすめです。
グラタンやカレー、ポットパイなどに入れたらとってもおいしいですよ。

ヘルシーでおいしいマッシュルームは、家庭でも様々な料理に活用したい食材ですね!

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