ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

ボローニャソーセージ -食べ方のコツは切り方にあり-

作成日:2016.01.20

最終更新日:2016.04.13

カテゴリー:食材

bnr1

ハムやソーセージの専門店だけではなく、スーパーなどでの店頭でも気軽に手に入るようになってきたボローニャソーセージ。

風味豊かなやさしい味と、やわからい舌触りが特徴のソーセージです。

ボローニャソーセージとは

ボローニャソーセージは一般に、豚の肉や脂身などから作られた丸い大型ソーセージのことをいいます。
原産は北イタリアのエミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャ。

その起源は古代ローマ時代とも言われるほどで、古くから伝わる伝統的な製法で作られてきたソーセージとして知られています。

ボローニャソーセージの正式な名称はイタリア語の「モルタデッラ」。
日本では原産地にちなんでボローニャソーセージ、またはボロニアソーセージと呼ぶことが多いです。

大きなかたまりのものもありますが、スライスされた状態でも販売されていて、中身は薄いピンク色。
まろやかで豊かな味わいが特徴です。

ボローニャソーセージの製法

直径20cmにもなる製品が多く、ソーセージというよりはハムのようにも見えるボローニャソーセージ。

本場イタリアでの正式な製法では、豚肉のみを使用しています。ボローニャソーセージは豚肉を細かい挽肉にしたものに、塩やコショウなどの調味料やスパイス、豚の喉の脂身を入れて加熱して作ります。

中には、ピスタチオや黒コショウの粒をそのまま加えて作られているものもあります。旨味たっぷりのボローニャソーセージは、イタリアはじめ世界中で親しまれているソーセージの1つです。

最近は日本でも、本場モルタデッラに近い食感のある製品が開発されるようになってきました。

国内ではJASによる規定により、畜肉の挽肉を牛の腸または太さ36mm以上のケーシングに詰めたものを、ボローニャソーセージと呼んでいます。

ボローニャソーセージのおすすめの食べ方

ハムのように薄くスライスしたり、サイコロ状に切ったり、厚めに切り分けたり、料理によって切り方を変えて利用すると良いでしょう。

ボローニャソーセージは、熱を加えずそのまま食べてもおいしいソーセージです。

そのまま食べる場合は、薄切りにしてオードブルとしていただいたり、さいの目に切ってサラダにあえたりするのが一般的。

ワインのおつまみにもぴったりです。

厚めに切ったものを焼いて、レタスなどの野菜と一緒にパンに挟んで食べても絶品!
ピザに散らしても良いですね。

生クリームやトマトベースのソースと、ボローニャソーセージとをからめて食べるパスタも人気です。

ボローニャソーセージは、主役としても脇役としても活躍できるソーセージです。
風味豊かなボローニャソーセージを、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

pagetop