ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

ピーマン -肉詰めは不動の人気-

作成日:2015.12.25

最終更新日:2016.04.13

カテゴリー:食材

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歯ごたえがあり、独特な苦味が特徴のピーマンは、料理に鮮やかな彩りを与えてくれる食材です。

一般で最も流通しているピーマンは緑色ですが、完熟させて赤くなった赤ピーマンも市場にはよく出回っています。

ピーマンの特徴

ピーマンは、明治はじめに原産地であるアメリカから日本に伝わってきました。

ピーマンという呼び名は、フランス語で「トウガラシ」という意味の「ピマン」が由来ではないかと言われています。

日本で広く使われるようになったのは第二次世界大戦が終わってからですが、今では家庭料理はじめ様々な料理に見られます。

未成熟な緑色のピーマンは、独特な苦味と風味が大きな特徴です。
一方、完熟した赤ピーマンは、緑色のものよりも苦味が少なく甘みが強くなっています。

ピーマンはトウガラシの栽培品種ではありますが、トウガラシのような辛味はありません。

本来の旬は6〜8月であるピーマン。
現在はハウス栽培も行われているため、1年を通して手に入れることができます。

ピーマンに含まれる栄養

ピーマンにはビタミンCとカロテンが豊富に含まれているため、風邪の予防や疲労回復など免疫力アップに効果的だと言われています。

ビタミンCにおいては、なんとレモンの約2倍もの量が含まれているということ。

豊富なビタミンCが肌荒れやシミ・ソバカスからお肌を守ることから、美容への効果も期待できますね。
ピーマンに含まれるビタミンCは、加熱しても壊れにくいという特徴があります。

また、油とともに調理をすることでカロテンの吸収を促すので、ピーマンを調理する時は炒め物や揚げ物がおすすめです。

ピーマンに含まれる成分でもうひとつ注目したいのが、ピーマン独特の苦味の元となっているポリフェノールの一種「クエルシトリン」という成分です。

このクエルシトリンは、高血圧抑制や抗うつ作用に効果があると言われています。

ピーマンを使った料理

ピーマン独特の苦味を楽しみたい場合、輪切りにして生のまま食べると、より強い風味を味わうことができます。

苦味を抑えたい時は、種やワタをしっかり取り除き、火を通してやるとまろやかな味に変わります。

油との相性が抜群なピーマンは、炒め物はもちろん天ぷらや串揚げにしてもおいしいです。
ピーマンの肉詰めは、ピーマンを使った最も人気のレシピのひとつですね。

また、チンジャオロースにもピーマンは欠かせません。

栄養価が高く、健康食品としても人気を集めているピーマン。

選ぶ時は皮にシワがよっているようなものは避け、色が濃くてツヤがあり、肉厚でやわらかいものを選ぶと良いです。
ヘタのところから傷んでくるので、ヘタが黒ずんでいるものは避けるようにしましょう。

 

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